Ⅰ.設立目的
当協会は、文章の要約力を向上させることにより、
日本語を使用するビジネスパーソンの論理的文章作成能力を育成し、
闊達で的確なコミュニケーションを実現することでビジネス現場に
おける意思決定を迅速化し、ひいては日本ビジネス発展に寄与することを
設立の目的としています。
Ⅱ.設立趣旨
現在、世の中は、
①IT化による情報の氾濫
②世界的分業化やロボット化による知的労働者の増加
③日進月歩の技術革新によるビジネスのスピード化
が、顕著になっています。
そのような中、
①過多な情報の中から必要な情報だけを取り出す能力
②知的労働者として自分の意見を的確に組み立てるための論理的思考能力
③ビジネスのスピード化に対応するための迅速に伝えるコミュニケーション能力
が、今日のビジネスパーソンに求められるようになってきています。
これらの能力は、「読む・聞く・考える・書く・話す」そして「伝える」という、
いわゆる「国語力」そのものです。
※下図参照
日本語は、主語や述語が無くても雰囲気で相手の言わんとする意味がある程度は、わかります。
しかし、ビジネスの世界においては、「ある程度」のレベルでは、全く意味がありません。
しっかりと「伝え」「伝わる」ことがとても重要です。
曖昧な日本語を正確に読み取り、論理的に組み立て、自分の言葉で簡潔に的確に
伝え伝わることがビジネスの世界となります。
現在のビジネスパーソンには「真」の国語力が求められているのです。
この真の国語力を強化するためには、文章を「要約」する訓練が一番の方法だと私たちは考えます。
私たちの考える要約とは
私たちの考える「要約」とは、読んで字の如く、文章の「要」を抽出し、
因果関係を明確にして文章を短くまとめ束ねて具体的で誰でもわかりやすく
「約」することだと定義しています。
文章を「要約」するためには、大量の情報の中から重要なポイントを抽出し、
その抽出したポイントを論理的に整理し組み立て、
限られた字数の中に文章を構成する必要があります。
文章を要約することで、まさしく「読む力、考える力、伝え伝わる力」
と言った国語力を強化する事ができるのです。
私たちは、「要約」することで国語力を鍛え、真の国語力によって
ビジネスの現場を活性化させ、ひいては日本経済の活性化を
図ることができると考えています。
Ⅲ 代表理事
経営コンサルタント(中小企業診断士) 田畑 一佳
経営コンサルタントとして数多くの企業を支援するなか、生産性向上のための現場活性化には、論理的なコミュニケーション力が不可欠であり、日本語を論理的に記述するための基礎となるものが要約力であることを痛感し、これを広く一般へと広げるため本協会設立を決意。2017年6月に当協会を設立し代表理事に就任した。
協会所在地
協会住所 : 〒640-8214 和歌山市寄合町24番地
電話番号 : 050-7107-4265
メールアドレス : jbda.honbu[at]jbda.or.jp (※[at]を@に変えてください)